7日の日経平均は6日続落。2日連続で窓を開けて下げ、終値は200日線を下回った。5日、25日、75日の各線に続いて200日線も下降を始めており、中長期的な下落相場のスタートラインに立った可能性も意識される。週足では、ともに下降中の6週線が13週線を下回るデッドクロスを示現し、こちらも下落局面入りを強く示唆。一目均衡表では、日々線が一時雲の上限を踏み抜いた。転換線が下降を続ける一方、遅行線は株価に対する下方乖離幅を拡大し、弱気シグナルがより鮮明になった。ボリンジャーバンドでは、日々線が中心線を下放れて-1σを割り込む場面もあった。8月30日ザラ場に+2σを超えた後は下降トレンドに乗っており、来週は-2σが下値めどとして意識されよう。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:6日続落。下降転換した200日線を割れる展開