休場明け4日の米国市場では、NYダウが12.34ドル安の25952.48、ナスダック総合指数が18.29pt安の8091.25、シカゴ日経225先物は大阪比60円安の22710円といずれも軟調だった。為替が1ドル111円台半ばと前日午後3時時点より円安・ドル高で推移していることから、米国株安による東京市場への悪影響は緩和され、東証1部全体としては前日終値付近でもみ合う銘柄が多くなろう。8月のユニクロ売上高が前年同月比8.8%増と伸びたファーストリテ<9983>や、SOX指数の上昇に連れ高しやすい東エレク<8035>や信越化<4063>など半導体関連銘柄の買いが見込まれる。また、前日は時価総額上位銘柄に売り物が目立つ一方で、中小型株には買いが流入しており、本日も日経平均の上値が重ければ短期物色の矛先は新興市場の中小型銘柄に向かおう。
強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたコムシスHD<1721>、エムスリー
<2413>、物語コーポ<3097>、椿本チエイン<6371>、TDK<6762>、前田工繊<7821>、三菱UFJ<8306>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:TDKや物語コーポに注目