4日午前の東京市場でドル・円は110円90銭台で推移し、やや上げ渋る状態が続いている。日経平均株価は80円安で推移しており、株安が多少嫌気されている可能性がある。ただし、この後は主に中国本土株の動向を意識した取引になるとみられている。株安は続いているものの、中国本土株が反発した場合、リスク回避的なドル売り・円買いがさらに広がる状況ではないとみられている。ここまでのドル・円は110円90銭から111円11銭で推移。
・ユーロ・円は、128円76銭から129円10銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1608ドルから1.1621ドルで推移

■今後のポイント
・110円台半ば近辺で個人勢などのドル買い興味
・112−114円台で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値70.21ドル 安値69.53ドル 直近値70.02ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:株安を意識してやや上げ渋る展開