3日の米国市場は休場。3日の欧州株はまちまちだった。225先物の大阪夜間取引は日中取引比70円高の22780円。本日早朝の為替は対ドル、対ユーロともに小幅の円安で推移している。本日は投資環境はやや落ち着いていることから、強含みの地合いが予想され、前日に出来高の増加を伴って売られた電機や自動車など輸出関連銘柄の買い戻しが期待される。ただ、大型株の売り手について、国内機関投資家との観測があり、本日株価が戻った場面があれば売りを増やし、相場を圧迫する懸念がある。昨日は薄商いの中、後場に入ると売り物を吸収できずに下げ幅を拡大する銘柄が目立っただけに、為替や中国株といった外部要因の変化に敏感な展開となろう。
強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたエムスリー<2413>、不二製油G<2607>、テルモ<4543>、大正薬HD<4581>、コマツ<6301>、日立建機<6305>、三菱UFJ<8306>、ふくおかFG<8354>、シノケンG<8909>、三井倉HD<9302>、カプコン
<9697>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:三菱UFJやカプコンに注目