本日のマザーズ先物は、24日の米株高など外部環境の追い風を受けて買い戻しや押し目買いが継続し、今月10日以来約2週間ぶりに1000.0ptの大台を回復するか注目されそうだ。前週末の米国市場では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けてNYダウが3ケタの上昇となったほか、ナスダック総合指数が約1カ月ぶりに史上最高値を更新した。米株高を受けて投資家心理が上向き、マザーズ市場にも好影響を与えることが期待され、マザーズ先物高につながるだろう。また、前週はバイオ関連株の上昇が目立ったほか、週末にはマザーズ時価総額トップのメルカリ
<4385>も反発してきており、こうした流れが継続すれば指数寄与度が大きいだけにマザーズ先物にもポジティブとなる。なお、マザーズ主力株ではサンバイオ<4592>
が業績予想の修正を発表している。上値のメドは1005.0pt、下値のメドは985.0ptとする。

<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:米株高など外部環境の追い風で1000pt台回復を試すか