24日午前の東京外為市場でドル・円は小じっかり。前日からのドル高の流れが続くなか、対円では111円年半から半ばで推移した。

ドル・円は、前日からドル買い地合いに振れており、NY市場では111円台を回復。本日アジア市場でも日経平均株価のプラス圏推移を手がかりに、111円40銭台まで強含む場面もあった。

ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しており、目先の日本株高継続を見込んだ円売りが観測される。ただし、上海総合指数は弱含みを受け目先は円売りを抑える可能性もあろう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円25銭から111円46銭、ユーロ・円は128円42銭から128円69銭、ユーロ・ドルは1.1534ドルから1.1550ドルで推移した。

【要人発言】

・中国商務省

「米中両国は次のステップに向けて連絡を密に取り合う」

「米中は貿易問題に対して建設的かつ率直に意見交換した」

・オアNZ準備銀総裁

「政策金利引き下げを排除しない」

「NZドルの動きは非常に満足」



【経済指標】

・日・7月全国消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.8%(予想:+0.9%、6月:+0.8%)

・NZ・7月貿易収支:-1.43億NZドル(予想:-4.00億NZドル、6月:-2.88億NZドル←-1.13億NZドル)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は小じっかり、ドル買い基調が鮮明に