23日のマザーズ先物は小幅続伸。前日比3.0pt(+0.30%)高の971.0ptで取引を終えた。高値は977.0pt、安値は968.0pt、売買高は1466枚。

本日のマザーズ先物は小幅続伸。円相場が1ドル=110円台後半と前日比で円安方向に推移したほか、22日の米ナスダック総合指数の上昇などを受け、マザーズ市場には買いが先行、マザーズ先物にも買いが波及した。ただ、メルカリ<4385>が連日上場来安値を更新しているほか、マザーズ指数算出対象外だが、直近IPOのチームスピリット<4397>が前日比6%超下落するなど個人投資家に人気の高い銘柄の一角が軟調に推移していることが、「投資マインドを悪化させる一因になっている」との指摘が聞かれ、買い一巡後は模様眺めムードに包まれていた。一方、本日のマザーズ市場では、長期保有の株主優待内容を変更したと発表したGオイスター<3224>や前日の急落の反動から買いが向かったエクストリーム<6033>、直近IPOのプロレド<7034>がストップ高となったほか、国内証券が取り上げたエーアイ<4388>も大幅高となった。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:小幅続伸、円安などを背景に買い先行もメルカリの新安値などで上値重い