本日のマザーズ先物は中国株の動向やトルコ情勢を見極めながら神経質な動きとなりそうだ。前日のマザーズ市場では、中国株の値下がりやトルコと米国との対立過激化に対する警戒感から売りが優勢になった。国内企業の決算発表も一巡し手掛かり材料に乏しい中、本日も中国株の動きやトルコ情勢に関する報道を睨みながらの展開が続きそうだ。また、メルカリ<4385>やサイバーダイン<7779>など指数インパクトの大きい銘柄が下落基調をたどっており、個人投資家は積極的な売買を手がけにくい状況となっている。このため、本日は一時的な自律反発の動きが見られる可能性はあるものの、これらマザーズ主力急銘柄の動向が、マザーズ先物に対してネガティブに作用することとなろう。上値のメドは950.0pt、下値のメドは920.0ptとする。


<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:中国株やトルコ情勢を見極めながらの展開