ドル・円は欧州市場で失速し、足元は110円90銭台で推移。欧州株の上げ幅縮小で、円売りはやや弱まったもよう。一方、トルコのエルドアン大統領は米国製品の不買運動を実施する構えで、米トランプ政権との対決姿勢を打ち出した。これからの米国の対応によってはリラ売り再開が見込まれるため、警戒の円買いに振れてもおかしくない状況になっている。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円92銭から111円12銭。ユーロ・円は126円26銭から126円99銭、ユーロ・ドルは1.1380ドルから1.1429ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は110円90銭台、欧州株が上げ幅縮小