本日のマザーズ先物は、新たな日米通商協議の行方が気掛かりで様子見ムードが広がり、小幅なレンジでのもみ合いとなりそうだ。前日のマザーズ市場では、市場予想を上回る経済指標が発表された中国市場で、上海総合指数が堅調に推移したことから朝安のマザーズ指数も切り返した。また、メルカリ<4385>やCYBERDYNE<7779>、TKP<3479>など指数寄与度の高い時価総額上位銘柄の一角も値を上げたこともプラスに働いた。
相場全体の地合いとして、売買を手がけにくい状況が続くなかで、値動きの軽い中小型株選好の動きが見られた場合はマザーズ先物にも好影響を与えるだろう。半面、週末のポジション調整の動きが見られた場合は、個人投資家の資金の逃げ足が速くなる可能性もあるため、注意が必要だ。上値のメドは1020.0pt、下値のメドは1010.0ptとする。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:狭いレンジでのもみ合いか