本日のマザーズ先物は、上値の重い展開が続きそうだ。マザーズ指数は節目の
1000pt近くまで調整が進んでおり、前日には時価総額上位銘柄の一角に買い戻しや押し目買いが入ったことで3日ぶりに小幅反発した。これを受けてマザーズ先物も小反発となった。週後半にミクシィ<2121>やSOSEI<4565>といったマザーズ主力株が決算発表を予定しており、本日も買い戻しの動きが継続する可能性もあるが、9日に開催される日米新貿易協議(FFR)の初会合を控え、市場全体に様子見ムードが広がるならマザーズ先物も上値の重い展開となりそうだ。決算などを手掛かりにテモナ<3985>やリンクバル<6046>、SMN<6185>といった銘柄が値を飛ばしそうだが、指数を押し上げるまでには至らないだろう。上値のメドは1010.0pt、下値のメドは990.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:市場全体の様子見ムードで上値の重い展開続くか