本日のマザーズ先物は、日銀の金融政策決定会合を無事に通過したことから買い安心感が広がりそうだ。前日は日銀決定会合の結果や主力大型株の動向に注目が集まり、マザーズ市場はやや売買低調だった。指数に影響のない直近IPO(新規株式公開)銘柄などを中心に物色が向かったこともあり、マザーズ指数は前日終値を挟んだ小動きにとどまった。日銀決定会合の結果はおおむねこれまで報道されたとおりの内容で、市場では低金利を継続する姿勢が示されたことに安心感が広がっているようだ。マザーズ銘柄やマザーズ先物にもポジティブな影響が期待される。好決算のADWAYS<2489>などが注目されそうだ。しかし、前日は4-6月期決算発表の第1のピークだったため、個人投資家の関心もソニー<6758>や任天堂<7974>といった主力大型株に向かいやすい。引き続きマザーズ市場の売買は盛り上がらず、マザーズ先物も戻りの鈍い展開となる可能性がある。上値のメドは1050.0pt。下値のメドは
1030.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:イベント通過も市場の関心は大型株決算へ