ドル・円は欧州市場で失速し、一時111円04銭まで値を下げた。111円30銭付近からの上値の重さが嫌気され、短期的にドルが売られたもよう。ただ、足元は111円付近が支持線として機能しており、一段の下げは回避された。ドルは底堅いものの上値は重く、目先も狭いレンジ内での取引が続きそうだ。ユーロ・ドルは1.1705ドルまで上昇した。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円04銭から111円31銭。ユーロ・円は129円90銭から130円11銭、ユーロ・ドルは1.1681ドルから1.1705ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は111円台を維持、上値の重さを嫌気も