本日のマザーズ先物は、前日の米株高を好感した買いと円相場の下げ渋りを受けた売りが交錯し、小幅な値動きにとどまりそうだ。前日のマザーズ市場は、円高一服となるなかで日経平均につれて自律反発の流れとなったほか、バイオ関連株の値上がりも目立った。マザーズ指数は大幅に反発し、マザーズ先物も上昇した。本日も米株高を背景に自律反発局面が続く可能性があるものの、米欧首脳会談が本日から始まり、通商問題に対する懸念が相場の上値を重くすることも想定され、次第に様子見ムードが広がりそうだ。ただ、外部環境に左右されにくい内需関連株には買いが続いており、相場が大きく下落する懸念も少ないと思われる。マザーズ市場では業績上方修正を発表したJMC<5704>などの個別材料株や、新規上場銘柄のGA TECH<3491>などが物色を集めそうだ。上値メドは1060.0pt、下値メドは
1040.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:売り買い交錯で小動きか