10日午後の東京市場で、ドル・円は一段高となり、一時111円16銭まで強含んだ。米中貿易戦争への過度な懸念が弱まるなか、日経平均株価の堅調地合いを背景に円売り優勢。ドル・円は前週付けた111円14銭を上抜け、目先は5月21日高値の111円40銭を目指す展開となりそうだ。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円80銭から111円16銭。ユーロ・円は130円19銭から130円58銭、ユーロ・ドルは1.1741ドルから1.1763ドルで推移。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は一段高、前週の高値を更新