9日の米国市場では、NYダウが320.11ドル高の24776.59、ナスダック総合指数が67.81pt高の7756.20と上昇。シカゴ日経225先物は大証比115円高の22185円。本日は早朝の為替が円安に振れていることもあり、東京市場では自動車や電子部品など輸出関連銘柄の戻りを試す流れが予想される。貿易摩擦への懸念が後退しており、これまで海外投資家の売りに押されてきた時価総額上位銘柄を中心に値戻しが見込まれる。前日は2日連続のストップ高となり、日経平均を110円ほど押し上げたエーザイ<4523>が本日も買われると、ファーストリテ<9983>など値がさ銘柄が連れ高する流れも想定される。一方、週末13日にオプション7月きりの特別清算指数(SQ)算出を控えているため、外部環境とは無関係に日経225先物が上下いずれかに急動意を見せる可能性があることには留意したい。前日の東証マザーズ指数が続伸したこともあり、新興市場にも資金が向かおう。格上げや強気の新規格付けが観測されているユーザベース<3966>、エーザイ<4523>、エンジャパン<4849>、ブリヂストン
<5108>、オリンパス<7733>、レノバ<9519>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ブリヂストンやレノバに注目