9日午後の東京市場で、ドル・円は110円50銭付近で推移。ユーロ・ドル、ユーロ・円の買いは一服しているが、米株先物が高く、米10年債利回りが2.84%台に上昇しており、ここに来てドル・円の下支えになっている。

 ドイツ連立政権の崩壊回避や、欧州中央銀行(ECB)の利上げ時期後ずれ観測がやや後退し、ユーロの買い戻しが目立つなか、本日はドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州議会で証言する予定であり、発言が注目される。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円35銭から110円53銭。ユーロ・円は129円65銭から130円17銭、ユーロ・ドルは1.1742ドルから1.1779ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は110円50銭付近、ユーロ買い一服