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ナスダック100先物 7117.25(- 8.50) (18:15現在)
18時15分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小安く推移。NYダウ先物は40ドル安程度で推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は0.35ドルほど下落。こうした流れを受け、6日の米株式市場は売り優勢気味に始まろう。
米国が340億ドルの中国からの輸入品に対する追加関税を発動。それに対し、中国は「一部の米製品に対して関税を適用した」と報復措置を発表した。米中貿易戦争の始まりにも、アジア市場では中国株が切り返し、日本株も上昇幅を拡大した。今は欧州も株高であり、その後の米国も、と考えがちになるが、これから始まるとみられるトランプ米大統領のツイッターで局面が大きく変わる可能性もあり、あまり楽観的にはなれないと思われる。
本日発表となる米経済指標は、6月雇用統計で、失業率3.8%(前回3.8%)、非農業部門雇用者数は前月比+19.5万人(同+22.3万人)、平均時給は前年比+2.8%(同+2.7%)と予想されている。予想に沿った内容であれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内利上げペース加速観測は変わらず、株価にもある程度ポジティブな材料になりそうだ。
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