5日のマザーズ先物は大幅に4日続落。前日比33.0pt(-3.20%)安の996.0ptで取引を終えた。高値は1035.0pt、安値は991.0pt、売買高は5513枚。

本日のマザーズ先物は大幅に4日続落した。米中双方からの追加関税の発動を6日に控え、東京市場全般は模様眺めムードが強まっていたが、中国・上海株が下落したのをはじめアジアの株式市場が全面安となったほか、朝方は堅調に推移していた米国株価指数先物がマイナスに転じたことから、主力株と比べ価格変動リスクが大きい新興市場銘柄には一段とリスク回避の動きが強まった。こうしたリスク回避の売りはマザーズ先物にも波及し、1000.0ptの大台を下回った。個人投資家のマインドは一段と悪化しているだけに、業績など明確な買い材料が出てくるまでは新興市場の戻りも限定的で、マザーズ先物も不安定な動きが続きそうだ。一方、昨日マザーズ市場に上場し、初値持ち越しとなったロジザード<4391>の初値は2500円と公募売り出し価格(900円)を約2.8倍上回った。また、本日マザーズ市場に上場したキャンディル<1446>の初値は公募売り出し価格(1180円)を約53%上回る1800円となっており、市場コンセンサスである1300~1600円を上振れてのスタートとなった。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:4日続落、リスク回避の動きが継続1000ptの大台割れ