3日の日経平均は続落した。25日線の下方で下降中の5日線が75日線と200日線を相次いで下回り、短期的な売り方優位が鮮明になった。6週線が13週線を下回るデッドクロスを形成しており、日経平均の下落が長期化する可能性が出てきた。一目均衡表では、日々線が雲下限を下回る場面があったほか、転換線と基準線は下向きを継続。遅行線が株価の下方にあって弱気シグナルを発しており、弱気相場の色合いがさらに濃くなった。ボリンジャーバンドでは、日々線が前日に続いて-3σ手前まで下落し、日経平均が下値模索の流れにあることを示唆している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:5日線が200日線割れ、さらに売り方優位に