27日の米国市場では、NYダウが165.52ドル安の24117.59、ナスダック総合指数が116.54pt安の7445.09。シカゴ日経225先物は大阪日中取引比100円安の22130円。本日は早朝の円相場が1ドル=110円20銭付近と昨日午後3時より円安に振れているが、米国株安の悪影響が強く、電子部品や自動車、銀行など主力セクターを中心に値下がりが予想される。一方、原油相場の上昇から石油株や商社株の値上がりが見込まれるほか、新興市場の直近上場銘柄にも買いが向かいそうだが、相場全体の売り物優勢の地合いを覆すほどのインパクトは期待しにくい。格上げや目標株価の引き上げが観測されている日本郵政<6178>、東芝<6502>、ソニー<6758>、伊藤忠<8001>、三井物<8031>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:日本郵政や東芝に注目