25日の日経平均は続落した。日々線は2日連続で25日線を下回って推移したほか、終値は13週線を下回り、一時は26週線を割り込む場面もあった。5日線と25日線はともに下降を続けており、日経平均は短中期的な下落トレンド入りが一段と鮮明になった。一目均衡表では、日々線が雲上限を割り込んだほか、転換線がわずかに下降。遅行線の株価に対する下方乖離幅が拡大して弱気シグナルを発していることもあり、今後は調整の長期化が意識される。ボリンジャーバンドでは、日々線は先週21日に+1σ付近から下降を始めた流れが続き、本日は-1σ手前で大引けを迎えた。先週は-1σを下回っており、日経平均は下げ余地が残っているようだ。一方、RSIは36.93%に低下したが、売られ過ぎ圏入りを示す30%割れはまだ遠く、底値到達にはもうひと押しがありそうだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、終値13週線割れ、一目均衡表では雲突入