19日の日経平均は、続落。5日線の下降角度が一段ときつくなったほか、ローソク足は陰の丸坊主となり、終値は25日線を大幅に下回った。TOPIXでは5日線と25日の短期デッドクロスが完成したことに加え、75日線がわずかに下向きとなっており、チャートの形状は急速に悪化した。一目均衡表では、日々線が基準線と雲上限を踏み抜いて取引を終え、強気局面の終了を確認する形となった。遅行線は株価を下回って弱気シグナルを発している。一方、ボリンジャーバンドでは、日々線が-1σを割り込んで売り方優位を示唆する格好となっており、手がけにくさが意識されやすい。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、25日線割れで急速に形状悪化