14日のロンドン外為市場では、ドル・円は109円92銭から110円15銭まで上昇した。欧州中央銀行(ECB)理事会の声明発表後、ユーロ・ドルが下落に転じたことでドル買いが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.1851ドルまで上昇後、1.1739ドルまで下落。ECBが「資産買い入れを12月末で終了」、「10-12月は資産買い入れ額を月150億ユーロに減額」としたことに反応したもよう。ユーロ・円も130円36銭まで上昇後、129円26銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.3385ドルから1.3447ドルでもみ合い。英国の5月小売売上高の上振れを好感して一時ポンド買いになった。ドル・スイスフランは0.9826フランから0.9875フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は109円92銭から110円15銭まで上昇