11日のロンドン外為市場では、ドル・円は109円94銭から110円05銭で推移した。欧州株が全面高となり、米10年債利回りが2.96%台まで上昇したが、ドル・円はもみ合いが続いた。

 ユーロ・ドルは1.1814ドルから1.1778ドルまで下落し、ユーロ・円は129円91銭から129円55銭まで下落した。持ち高調整とみられるユーロ売りが優勢になった。

 ポンド・ドルは1.3431ドルから1.3345ドルまで下落。英国の4月鉱工業生産が落ち込み、4月貿易収支の赤字が拡大したこともで、ポンド売りになった。ドル・スイスフランは0.9845フランから0.9874フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は109円94銭から110円05銭で推移