<円債市場>
長期国債先物2018年6月限
寄付150円85銭 高値150円88銭 安値150円80銭 引け150円83銭
売買高総計32289枚

2年 389回 -0.130%
5年 135回 -0.105%
10年 350回  0.040%
20年 164回  0.510%

債券先物6月限は、150円85銭で取引を開始。円安・株高展開のスタートを受けて売りが先行し、150円80銭まで下げた。その後、日銀が実施した国債買い入れオペで応札倍率が低下したことを好感して買われ、150円88銭まで上げた。ただ、週末のG7サミットや、来週の米朝首脳会談、米連邦公開市場委員会(FOMC)などを控え、引けにかけて持ち高調整の売りが優勢になった。現物の取引では、2年債が売られ、5年債、10年債、20年債が買われた。

<米国債概況>
2年債は2.46%、10年債は2.90%、30年債は3.05近辺で推移。
債券利回りは低下。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は0.41%、英国債は1.35%で推移、オーストラリア10年債は2.77%、NZ10年債は2.81%。(気配値)

[本日の主要政治・経済イベント]
・21:30 カナダ・5月失業率(予想:5.8%、4月:5.8%)
・23:00 米・4月卸売在庫改定値(前月比予想:0.0%、速報値:0.0%)
・G7首脳会議(9日まで、カナダ)



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 8日の日本国債市場概況:債券先物は150円83銭で終了