本日のマザーズ先物は、円安や米国株の上昇など良好な外部環境を背景に買い戻しの動きが強まりそうだ。前日までの3日間でマザーズ先物は3%超下落していることからも、自律反発を狙った動きもみられる可能性がある。ただ、週末の特別清算指数(SQ)算出日を前に仕掛け的な動きが出ることも予想され、買い戻し一巡後は上値の重い展開につながることも想定される。また、CYBERDYNE<7779>やTKP<3479>、PKSHA<3993>
など時価総額の大きい銘柄の下落基調が続いており、これら銘柄の調整局面が続くなら、マザーズ先物にもヘッジ目的の売りが膨らむことも見込まれ、再び下げに転じる場面もありそうだ。本日の上値メドは1130.0、下値メドは1110.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:良好な外部環境を受けて自律反発の可能性も