5日のマザーズ先物は大幅続落。前日比13.0pt(-1.16%)安の1100.0ptで取引を終えた。高値は1111.0pt、安値は1095.0pt、売買高は1692枚。

本日のマザーズ先物は、引き続き下値を探る動きとなった。米ナスダック総合指数の上伸などを背景に、ハイテク関連銘柄への自律反発狙いの買いは見られたものの、マザーズ市場では、メルカリ<4385>上場を19日に控えるなか、ネット通販など同様の銘柄への換金売りやそーせい<4565>4やCYBERDYNE<7779>など時価総額の大きい銘柄が下落し、マザーズ指数が4月12日に記録した取引時間中の今年の最安値(1082.23pt)に急接近するなど下落基調をたどっていることから、マザーズ先物にもヘッジ目的の売りが広がったようだ。マザーズ先物も5月16日に記録した年初来安値(1325.0pt)にあと一歩と迫っており、このまま、指数寄与度の高い銘柄やメルカリ上場を前にした換金売りが続くなら、安値更新も視野に入りそうで、目先は調整色が一段と強まりそうだ。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:大幅続落、換金売りなどで下値模索続く