6日の日経平均は3日続伸。朝方は方向感が定まらなかったが、午後は前日のザラバ高値や5月SQ(22621円)を超える22662円まで上昇した。終値は緩やかに上昇する25日線を5月22日以来およそ半月ぶりに上回った。25日線の下に位置する5日線や75日線、200日線ともに上向きのため、日経平均は再び上昇軌道に乗った可能性がある。一目均衡表では、日々線が基準線を下回ることなく推移。前日まで下降していた転換線が横ばいになったほか、遅行線の株価に対する上方乖離幅が拡大して強気シグナルを再び発生しており、相場が強気に傾きつつあることを示している。ボリンジャーバンドでは、終値が中心線をやや上回り、中立圏での大引け。安値圏からの買い戻しは一巡したとみられ、+1σ側にシフトするためには、新たな買い材料が必要だろう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日続伸。一目均衡表は強気回復を示唆