4日の米国市場では、NYダウが178.48ドル高の24813.69、ナスダック総合指数が52.13pt高の7606.46といずれも上伸。シカゴ日経225先物は大阪比50円高の22560円。1ドル=110円に迫る円安もあって、本日の東京市場は輸出関連株を中心に買いが優勢となるだろう。前日に続いてナスダック総合指数やSOX指数の上昇を好感し、電子部品関連株の値上がりが目立ちそうだ。ただ、日経平均で22500円付近は累計出来高の多い価格帯であり、戻り売りの増加が予想される。朝方の買いが一段落した後も輸出関連株が上げ幅を拡大するには、1ドル110円を超えて円安が進む必要がある。格上げや目標株価の引き上げが観測されている明治HD<2269>、味の素<2802>、ハウス食G<2810>、JXTG<5020>、住友鉱<5713>、THK<6481>、村田製<6981>、良品計画<7453>、三菱商<8058>、センコーHD<9069>、カプコン<9697>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:村田製や住友鉱に注目