4日の日経平均は、大幅反発。朝方から買いが先行し、午後に22500円を上回る場面があった。1日に緩やかに下降に転じた25日線は本日再び上向きとなった。終値は5日線を上回る一方、ザラ場高値は25日線に届かなかった。明日以降、日々線が25日線を上回れば買い戻しが急速に進むとみられるが、25日線回復に失敗すれば再び下値を探る流れに戻る可能性がある。一目均衡表では、日々線が転換線（22440円）と基準線（2
2491円）の間のすき間に収まって取引を終えた。上ひげが基準線を超えたものの、終値は基準線をわずかに下回っており、今後、22500円付近では上値が重くなりそうだ。ボリンジャーバンドでは、株価は-1σを超えて寄り付いた後、中心線に引き寄せられる形となり、底値確認後のリバウンド局面での典型的な動きを見せた。オシレーター系指標では、ストキャスティクスの％Rが93％に急上昇しており、売られ過ぎ状態の解消が早くも大方終了したことを示している。

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情報提供元： FISCO
記事名：「 日経平均テクニカル：大幅反発。25日線が再び上向き、ボリンジャーはリバウンドの典型パターン 」