こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「投資の学校の気になるレポート」です。投資の学校の戸松信博先生のコラムについて興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

さて、本日ご紹介するコラムでは、戸松先生が『あなたが理想とする投資家像は?』という記事で、先週の日経平均が大幅反落した理由、米朝問題が市場に与える影響、今後の見通しについて述べています。

まず冒頭で、戸松先生は、先週の日経平均について振り返っています。先週の米国株は上昇したものの、『日経平均は円安トレンドの反転によって、480円安と、9週ぶりに反落しました』と説明。『米朝会談中止の観測が報じられる中で、為替は終末に向けて109円台半ばまで戻してしまい、日本株は出来高を大きく増しながら下げる日が続きました』と解説。ただ、このように下落が大きかったものの、『3月終盤からの上昇率が大きかった反動であり、あまり気にしなくても大丈夫でしょう』と述べています。

次に米朝会談延期については、『少し前まであれほど敵対していたのであって、信頼できるようなものは元々何もなく、想定内です』と話しています。また、『自動車に対する厳しい関税も単なるブラッフィングでしょう』と説明。

今後の見通しとして、『株式市場に対する基本的な強気見通しは全く変わらない』ものの、『多少調整気味に推移する可能性は十分あり、月曜につけた2万3千円の高値ラインを上にブレークするまでは、積極的に買いたい投資家は少ないと思います』と話しています。したがって、『軟調になりがちな夏相場を乗り切ったあと、秋以降に本格的な上昇という見通しです』と伝えています。

ここまでの戸松先生のお話を踏まえ、目の前に相場に振り回されるのではなく、長期的な視点で投資に取り組んでいきたいと思いました。

なお、上記の記事の詳細コメントは、株式会社ファイナンシャルインテリジェンスが運営している「投資の学校プレミアム」の5月29日付のコラムである『あなたが理想とする投資家像は?』にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

高井ひろえの「気になるレポート」は各種レポートを高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ




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情報提供元: FISCO
記事名:「 あなたが理想とする投資家像は?~投資の学校(高井ひろえ)