30日の米国市場では、イタリアの政治不安後退を好感してNYダウが306.33ドル高の
24667.78、ナスダック総合指数が65.86pt高の7462.45、シカゴ日経225先物は大阪日中取引比225円高の22255円。欧州でも主要株価指数は軒並み反発しており、本日の東京市場は欧米株に連動して値を戻す展開になろう。ただ、為替市場では円安がほとんど進まず、1ドル=108円台後半にとどまっているため、1ドル110円想定の輸出企業を中心に業績下振れ懸念は解消せず、戻りは鈍そうだ。朝方に欧米株高を一通り織り込んだ後は戻り売りが上値を阻むだろう。格上げや目標株価の引き上げが観測されている日揮<1963>、いちご<2337>、住友ベークライト<4203>、テルモ
<4543>、りらいあ<4708>、資生堂<4911>、コーセー<4922>、SMC<6273>、千代化建
<6366>、日本電産<6594>、シスメックス<6869>、日東電工<6988>、IHI<7013>、アイシン精<7259>、FCC<7296>、スクエニHD<9684>、ソフトバンクG<9984>などに注目。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:資生堂やコーセーに注目