本日のマザーズ先物は、イタリアやスペインの政情不安を警戒した29日の欧米株安を嫌気して売りが続くとみられる。前日のマザーズ市場ではイタリア政局の先行き不透明感などからリスク回避の動きが広がり、マザーズ先物も急反落した。本日も連休明けの英米市場の株価が下落しているだけに、東京市場は売り先行の展開となるだろう。前日に先回りして織り込んだ感もあり、下値では買い戻しが入ることも予想されるが、外部環境の先行き不透明感から積極的な押し目買いの動きは期待しにくい。本日の上値メドは1135.0pt、下値メドは1110.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:軟調な動きか、欧州リスクを引き続き警戒