29日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、109円11銭まで上昇後、108円59銭まで下落した。NY原油先物の下落幅縮小に米国10年債利回りが2.88%台まで上昇したことでドル買いが先行。その後、原油の下落再燃で10年債利回りが2.81%台まで低下したことからドル売りに転じた。

 ユーロ・ドルは1.1590ドルまで上昇後、1.1542ドルまで下落した。イタリアやスペインの政治不安によるユーロ売りが再開した。ユーロ・円は126円44銭まで上昇後、125円34銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.3242ドルから1.3298ドルでもみ合い。ドル・スイスフランは0.9971フランから0.9925フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:【NY午前外為概況】ドル・円は108円59銭から109円11銭で推移