22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円80銭まで下落後、111円08銭まで上昇し110円95銭で引けた。イタリア国債が下げ止まったためユーロの買戻しが強まり、全般的にドル売りが優勢となった。また、トランプ米大統領が米朝首脳会談の実施に懐疑的見方を示したほか、規模の拡大にもかわわらず米2年債入札も好調だったため、米国債利回りは伸び悩んだことでドル買いが後退。一方で、米5月リッチモンド連銀製造業指数が予想を上回り、押し目からの買い意欲も強く、ドルは結局もみ合いに終始した。

ユーロ・ドルは、1.1812ドルから1.1769ドルまで下落し1.1785ドルで引けた。イタリア国債が下げ止まったため、ユーロ売りが一段落した。

ユーロ・円は、130円93銭から130円61銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.3457ドルから1.3414ドルまで下落した。

ドル・スイスは、0.9957フランから0.9918フランまで下落した。

 
 [経済指標]・米・5月リッチモンド連銀製造業指数:16(予想10、4月—3)

 

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情報提供元: FISCO
記事名:「 5月22日のNY為替概況