こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「投資の学校の気になるレポート」です。投資の学校の戸松信博先生のコラムについて興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

さて、本日ご紹介するコラムでは、戸松先生が『グローバル相場の変化を読み取ろう』という記事でご自身の意見を述べています。

まず冒頭で、戸松先生は、『米国はグローバル相場の半数近いシェアを誇』るため、日本の株式市場だけでなく米国をはじめとしたグローバル相場を見ていくことが重要だと述べます。そこで、今回は、米国株式市場で少し変化がでてきたことをテーマに、グローバル相場の見通しについて話しています。

米国株について4月後半より50日線に阻まれる形で軟調に推移していたものの、『アップルが決算後に最高値を更新してきたあたりから指数も連騰を続け、ついに50日線を上に捉えてきました』と説明。5月7日の週は、『ダウ、S&P500ともに3週ぶりに反発、そしてナスダックは2週続伸。この週も半導体株が非常に好調でした。銀行株指数も大きく上昇し、52週高値を取る中小の銀行株が多く見られました』と述べています。

次に、米国以外に関して振り返っています。『非常に弱く推移していた香港ハンセン指数も』大幅高で反発、『イラン核合意から米国が離脱し、イラン産原油の供給が大幅に減る見込みから原油価格が70ドルを突破し、ロシアの株価指数も大幅上昇』、『2月以降急激に上昇した「恐怖指数」と呼ばれるVIX指数は1月以来の低水準に落ち着き、リスクオンの雰囲気に戻りつつあります』と話しています。

最後に、『米国経済、米国株市場の変化が出ると、日本市場にも影響が出る可能性があります。このことを理解したうえで、今週の相場もチェックしていきましょう』と締めくくっています。

ここまでの戸松先生のお話を踏まえ、日本株だけでなく、米国株含むグローバル市場を注視しながら投資に取り組んでいきたいと思いました。

なお、上記の記事の詳細コメントは、株式会社ファイナンシャルインテリジェンスが運営している「投資の学校プレミアム」の5月15日付のコラムである『グローバル相場の変化を読み取ろう』にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

高井ひろえの「気になるレポート」は各種レポートを高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ




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情報提供元: FISCO
記事名:「 グローバル相場の変化を読み取ろう~投資の学校(高井ひろえ)