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ナスダック100先物 6977.00(+17.00) (17:15現在)
17時15分時点のグローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物は小高く推移している。NYダウ先物は85ドル高程度で推移。欧州株式市場は小安く推移している。米原油先物も小安い推移となっている。こうした流れを受け、14日の米株式市場はやや買い先行で始まるとみられる。
先週半ば以降の米株式市場で買い材料となった原油高は一服し、米国の利上げペース加速観測も後退しているが、米長期金利は横ばいの動きに止まっている。また、本日は米経済指標の発表が予定されていない。このため、これといった買い手掛かり材料に欠けているようにみられるが、トランプ米大統領が習金平国家主席と中国の通信機器大手ZTEへの制裁緩和に取り組んでいると述べたと伝えられており、これがグローベックス米株式先物市場で好感されている可能性があろう。ただ、ZTEへの制裁緩和の動きが通商交渉での米中の歩み寄りを示唆しているのか、今後の情勢を確認していく必要がある。先週末の11日までダウ30種平均が7営業日連騰していることもあって、本日の米株式市場では上値が重く、基本的には値固め的な動きになりやすいと予想される。
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