4月30日の米国市場では、NYダウが148.04ドル安の24163.15ドルと続落し、ナスダック総合指数も53.53pt安の7066.27と下落。シカゴ日経225先物は22440円と先週末の大阪日中取引比70円安。大型連休谷間の東京市場でも、米国市場に追随して寄り付きは売りが先行しよう。4月から米株安の翌日でも東京市場の株売りの勢いは強まらないことが多く、本日も朝方に米株安を織り込んだ後は押し目買いで反転する余地はあろう。為替が1ドル109円台前半で落ち着いていることも相場を下支えする可能性がある。もっと連休谷間とあって積極的なポジションを取りにくいことから、相場全体としての方向感は定まりにくく、好決算銘柄の個別物色が中心の相場が予想される。格上げ等が観測されている大成建設<1801>、野村総合研究所<4307>、コマツ<6301>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:野村総合研究所やコマツに注目