本日のマザーズ先物は、前週末の米株安を嫌気した売りが出てさえない展開となりそうだ。20日の米国市場では、世界のスマートフォン需要が弱含んでいるとの見方からナスダック総合指数が続落した。米ハイテク株安は本日の東京市場でも個人投資家のマインドに影響を与えそうだ。また、マザーズ先物は下落基調が続き、先行き懸念も根強い。一方で今月に入り5%近く下落していることから、値ごろ感から押し目買いが入ることも想定されるだろう。25日移動平均線水準を回復するなど戻りが鮮明になるまでは、神経質な値動きが続きそうだ。本日の上値メドは1135.0pt、下値メドは1100.0ptとする。

<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:値ごろ感あるが、米株安の流れでさえない展開か