13日午前の東京市場でドル・円は107円40銭台で推移。日経平均株価は230円高で推移しており、株高はやや一服したようだ。ただし、地政学的リスク増大の懸念は和らいでいることや、トランプ大統領がトランプ大統領は、ライトハイザー米国通商代表、クドロー国家経済会議(NEC)委員長に、TPP(環太平洋経済連携協定)の再考を検討するよう命じており、リスク選好的なドル買いがただちに縮小する可能性は低いとみられる。
ここまでのドル・円は107円21銭から107円48銭で推移。
・ユーロ・円は、132円18銭から132円52銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.2325ドルから1.2333ドルで推移

■今後のポイント
・106円台前半で個人勢などのドル買い興味残る
・1ドル=107円-110円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値67.20ドル 安値66.82ドル 直近値66.88ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:株高一服もリスク選好の円売りは継続の可能性