<円債市場>
長期国債先物2018年6月限
寄付150円89銭 高値150円95銭 安値150円88銭 引け150円90銭
売買高総計12412枚

2年 387回 -0.145%
5年 135回 -0.115%
10年 350回  0.030%
20年 164回  0.515%

債券先物6月限は、150円89銭で取引を開始。米中貿易摩擦への懸念から米長期金利が前週末に低下した流れを受けて、買いが先行し、150円95銭まで上げた。その後、日銀が実施した国債買い入れオペで応札倍率が低下しことも好感されたが、日経平均株価が切り返し、ドル・円も107円台を回復したことから、売りが優勢になり、150円88銭まで下落した。現物の取引では、全年限で買いが優勢になった。

<米国債概況>
2年債は2.28%、10年債は2.79%、30年債は3.04%近辺で推移。
債券利回りは上昇。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は0.50%、英国債は1.41%で推移、オーストラリア10年債は2.67%、NZ10年債は2.77%。(気配値)

[本日の主要政治・経済イベント]
・19:00 黒田日銀総裁が再任会見



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 9日の日本国債市場概況:債券先物は150円90銭で終了