3日の日経平均は、続落。ギャップ・ダウンからのスタートとなり、200日線、5日線を割り込んだが、その後はじりじりと下げ幅を縮めており、終値では5日線を回復し、200日線に接近する底堅さをみせた。調整トレンドのレンジ上限からの調整であるが、レンジ突破への期待は残されている。また、週間形状では52週線が支持線として機能しており、上値切り下げではあるが、煮詰まり感が台頭しやすい。13週、26週線とのデッド・クロス示現で基調は弱いものの、早期にダマシとする可能性は残されている。週足の一目均衡では転換線に上値を抑えられているが、これを捉えてくるようだと、遅行スパンの下方シグナル発生も回避できそうだ。強弱感が対立しやすい水準ではあるが、売り込みづらさが意識されてこよう。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落。売り込みづらさが意識されてくる