2日の日経平均は、反落。売り先行で始まり、その後上昇に転じると、一時25日線を上回る場面もみられた。しかし、14時半辺りから先物主導で失速する格好となり、結局は上ヒゲを残す格好で25日線を下回っている。ただし、5日線のほか200日線が支持線として意識されており、強弱感が対立しやすいとともに踏ん張り処であろう。一目均衡表では基準線での攻防となり、現在の水準で推移していると、来週には遅行スパンが実線を突破してくる。ボリンジャーバンドでは中心値(25日)での攻防であり、-1σとのレンジというよりは中心値で張り付いておきたい。週間形状では13週、26週線とのデッド・クロス示現により、早い段階でのリバウンドによってダマシにしたいところである。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落。踏ん張り処であろう