以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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※2018年4月2日8時半に執筆

■算出根拠となる独自総合指数値は、2.852(前日比↓) :(前日2.861)
◆米10年債金利:2.741(前日比↓)
◆米2年債金利:2.270(前日比↓)
◆米10・2年債金利差:0.471(前日比↓)
◆日米10年金利差: 2.695(前日比↓)
◆ドル円: 106.30円(前日比↑)
◆NY金:1,325.00(前日比↓)
◆シカゴ先物: 21,460円(金曜日15時比↑)

■今週の日経平均株価予想(4月2日~4月6日)
始値:21,460円(先週末比↑)
高値:21,600円(先週末比↑)
安値:20,700円(先週末比↓)
終値:20,900円(先週末比↓)

■今週の日経平均株価予想
NY市場の米10年債金利は低下、ドル円は上昇、NY金は下落。独自総合指数は2.852(前日比↓)と低下。朝7時のシカゴ先物は21,460円(金曜日15時比10円高)辺りで始まる。始値は21,460円辺りで始まり、高値は21,600円辺りと予想。高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。週間の安値は20,700円辺りまで下げる場面もあると見ていますが、安値圏では、押目買いと個別物色が期待できるでしょう。終値は、下げ幅を縮めて20,900円辺りまで戻すと想定。先週末のローソク足は陽線の高値で終えたものの、25日移動線に上値を抑えられた格好で終えました。ただし先週は52週移動線を20,800円辺りで支持線をキープ、今週は38週移動線が21,541円辺りで推移、この38週移動線を上回るとトリプルボトム形成で上昇トレンドに、逆に下落する場面では52週移動線辺りで自律反発することが出来るかがポイントになるでしょう。新年度の第1週目は、海外勢の売買動向には注意が必要です。

◆テクニカル分析: 2月22日辺りに、18週移動を25日移動線が下方向に陰転し抵抗帯を継続、本日の18週移動(22,437円)と25日移動線(21,473円)の乖離幅を拡大して下方向に推移、この25日移動線が抵抗線を継続か、支持線に変化するかがポイントになりそうです。ドル円は円高圧力になっていて、株価の重石になっているようです。

■今週のドル円予想
上限値107.00円~下限値105.00円レンジ!!
◆朝6:00時点は106.30円辺りで始まり、独自総合指数は2.852(前日比↓)と低下、米10年債金利とNY金価格は共に下落。高値は107.00円辺りと予想、高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。安値は105.00円辺りまで下げて、安値圏では押目買いが入ることも期待できるでしょう。先週は、期末要因(海外勢が自国へ資金移動)で調整され107.00円まで上昇したものの、36日移動線で上値を抑えられ、上値を切り下げて陰線で終えました。今週は、この36日移動線(106.50円辺り)を上回ることが出来るかがポイントになるでしょう。
◆米10年債金利は、2.957(18.2.22日5時)と上昇。その後、2.740(3.30日夜間)まで低下して、本日は2.741(前日比↓)辺りで始まる。一方、米長短金利差は0.471(前日比↓)辺りで低下して最低値圏で推移、概ね米長短金利差とドル円の連動性が復活して推移、円高圧力になっているようです。
◆ドル円の今後6月末辺りまでは、3月1日辺りで26週移動線(本日110.14円)が52週移動線(本日110.98円)を下方向にクルスし陰転して乖離幅を拡大中、この陰転の形状が現れると概ね長期的な下落トレンドになると推測できます。過去の形状から推測すると、15日・36日・18週移動線が最接近しフラット化するまでには、早くて6月以降と推測されます。安値目安は、英国国民投票時の16年6月24日の99.09円が目安になると思われます。

(注)米長短金利差は、米国金融政策と米国経済に敏感に反応して動き、米景気の先行指標と言われています。ドル円と米長短金利差では、概ね米長短金利差が先行して動き、ドル円との乖離幅は時間とともに収斂してどちらかに接近します。

執筆者:PIPE-gii
ブログ:独自総合指数で金融市場を分析する!!
※毎朝8時半前後に更新



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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!【FISCOソーシャルレポーター】