反落。米株安と配当落ちの影響もあって一時20800円を下回る場面もみられたが、その後はじりじりと下げ幅を縮めており、辛うじて21000円をキープした。5日線に上値を抑えられる格好となり、200日線からは跳ね返される格好となったが、52週線はキープしている。前日に空けたマドを埋めており、改めて200日線処を試す展開が期待されやすいところではある。ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジ推移。バンドは緩やかに切り下がっており、早期に-1σを突破しておきたい。パラボリックはSAR値が21450円辺りまで下がってきている。週末は海外が祝日で休場となるため、明日は海外勢のフローが限られることになる。商いの薄いところであるため、インデックス売買で押し上げることは可能だろう。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落。マド埋め完了で仕切り直し