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続伸。米中貿易摩擦への懸念後退で米国株が大幅高、全般リスクオンの流れに移行してメガバンクもリバウンドの流れに。同社に関しては、SMBC日興証券が投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も810円から865円に引き上げている。セクターでのトップピックと位置づけ。株価には過度な警戒感が反映されており割安感が台頭、ガイダンスを底にして再評価が始まると考えているもよう。
パナソニック<6752>:1641.5円(+71円)
反発。JPモルガン証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1500円から2000円に引き上げている。インフォテインメント市場全体が一桁台半ばの伸びを示す中、ナンバーワン・プレーヤーとして最大の利益を享受すると見ている。また、EV向けバッテリー市場も二桁台%成長に回復する見込みで、19年度営業利益350億円を生み出すとしている。
竹内製作所<6432>:2310円(+159円)
大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を3500円としている。製品ラインナップや販売網の拡充を通じて欧米市場で成長が続くとみられること、米国トランプ政権の公共インフラ投資拡大政策の恩恵を受けることなどに注目。19.12期予想PER約10倍、ネットキャッシュ控除後で同約8倍と割安感があり、利益成長とバリュエーションの両面で、株価には大きなアップサイドと判断。
カーディナル<7855>:1529円(+211円)
急伸で昨年来高値更新。セブン-イレブン・ジャパンがICタグを使い負担が大きかった店舗での検品作業を大幅に効率化すると一部メディアで報じられており、同社などICタグ関連とされる銘柄に物色が向かっているようだ。この報道によれば、今月27日からおにぎりや弁当などの商品でICタグを取り付けた納品ケースを導入し、ケース単位で検品できるようにして作業時間を約6割削減する。検品でのICタグ実用化は業界では初めてという。
アイビー<4918>:4160円(-220円)
6日続落。18年3月期業績予想の下方修正を発表している。営業利益見通しは従来の7.00億円から0.30億円(前期は10.90億円)へと引き下げた。第4四半期(1-3月)における大型新製品「ホワイトパワーセラム」での挽回を予定していたが、販売会社からの注文状況は当初予定数量100万本の半分にも届かない見込みという。最終損益は1.80億円の赤字(従来予想は4.00億円の黒字、前期は6.06億円の黒字)となるもよう。
アプリックス<3727>:351円(+16円)
急反発。水処理システムに関する情報をインターネット経由でモニタリング可能にするための新サービスを新たに製品化し、パッケージ製品として「HARPS(ハープス)」を発売すると発表している。企業化へ約5000万円を投じる。発売日は米国及びヨーロッパが4月1日、日本が今夏の予定。浄水器メーカー、飲食店、住宅設備メーカーといった浄水器を扱う法人、及び水を使う機械、工場、施設などを販売・所有している法人に対し提案していく。
安江工務店<1439>:1474円(+71円)
一時1643円まで急伸。M&Aキャピ<6080>とアドバイザリー契約を締結したと発表している。近年、多くの中堅・中小企業が後継者問題に直面し、M&A(合併・買収)や事業承継のニーズが増加している。M&Aキャピとの本契約の締結により、事業領域の拡大を図る。本契約の内容としては、候補先企業の株式の譲受または事業の譲受の交渉及び諸手続に関する日程調整、交渉の立会いや助言、各種文書の作成サポートなどを挙げている。
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