反発。売り先行から一時20400円を下回る場面もみられたが、その後は切り返しをみせており、20700円を回復している、先週末の大陰線でボリンジャーバンドの-2σを大きく下回っていたこともあり、自律反発の流れといったところであろう。21000円や200日線、52週線を下回っている状態であり、底入れ感は強まっていない。週足のボリンジャーバンドでは-2σを上回っており、バンドが拡大をみせる前に、早い段階で52週線は回復しておきたいところ。また、週足の一目均衡表では雲を上回っての推移が続いているが、遅行スパンは実線に近づいてきている。今週は実線が20690円処に位置しているが、来週には21155円に切り上がってくる。これに沿ったリバウンドをみせてこないと、下方シグナルとなる。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反発。週間形状の下方シグナル発生が近づく