23日のマザーズ先物は急反落。-55.0pt(-4.68%)安の1118.0ptで取引を終えた。高値は1147.0pt、安値は1116.0pt、売買高は2048枚。米中貿易摩擦への警戒感から22日のNYダウなど米国主要株価指数が大幅に下落し、為替相場も1ドル=104円台後半へと円高が急速に進んだことを受け、主力大型株が大きく下落するなか、マザーズ先物にもヘッジ目的の売りなどリスクオフの動きが広がった。中国への制裁措置はこれまでも事前報道などがなされていただけに新味はないが、政治イベントに呼応した仕掛け的な動きの側面が強いと思われる。ただ、米中の貿易問題の今後の展開が見通しづらい状況では投資マインドの改善も難しく、当面は軟調展開が続きそうだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:急反落、リスク回避の動き強まる