米株安の流れを受けて波乱含みの相場展開になりそうだ。先物主導のインデックス売買の影響からオーバーシュート気味に下げる可能性が高く、売り一巡後の底堅さを見極めたいところであろう。ただし、週末要因から積極的な売買は手控えられやすいほか、来週には佐川前国税庁長官の証人喚問が予定されており、国内政治リスクに対する警戒感からも売買は手控えられるだろう。物色の流れとしては内需・ディフェンシブ系のほか、配当志向に流れやすいだろう。インデックス売買を避ける流れから、東証2部の好業績銘柄等にシフトしやすい面もありそうだ。個別で強気格付け等が観測されているところでは、リニカル
(2183)、インソース(6200)、トリケミカル(4369)に注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:リニカルやインソースに注目